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春に木と書いて「椿」になります。個体によって違いますが11月下旬から4月ごろまで赤い花を咲かせます。初春の花と言えます。昔から日本で親しまれている花で万葉集でも詠まれていますが、とくに豊臣秀吉が好んだことで茶席で飾る花の代名詞になりました。日本の椿はヤブツバキとユキツバキの二種に分類されます。どちらも濃い緑の葉で冬でも落ちることはありません。雪降る寒さの中で凛と花を咲かせる椿は、忍耐力と生命力の象徴とされ高貴で縁起の良い花とされています。
また秋には椿の果実が熟し、三つに割れて種子が現われます。これを絞ると椿油を採ることができます。椿油は酸化しにくく人間の皮脂成分に近いと言われています。ですから化粧品(シャンプー、トリートメント、オイル)や石鹸、高級食用油などに用いられています。
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