2025年の立春は2月3日(月)です。その前日2月2日(日)が今年の節分となります。節分には豆まきをしながら「鬼は外、福は内」と言って邪気を払い、福を招きます。またもう一つの風習として「恵方巻」を食べるというのがあります。これはどういう由来と意味があるのでしょう。
恵方というのは、新しい年の歳徳神(年神様)が居る方角を言います。「十干」から、今年は「西南西」とされています。恵方巻を食べるときに向く方角で縁起が良いとされています。恵方巻の発祥説はいくつかありますが、その一つは、江戸時代、大阪船場の商人たちが商売繁盛と無病息災を願って食べていたことから全国に広まったと言われてます。
恵方巻は縁起のよい七福神にちなんで7種類の具材を太巻きにしたものです。「福を巻き込む」という意味です。また恵方を向いてしゃべらず黙々と、一本を途切らずに食べなければなりません。福や運気が逃げてしまわないためと言われています。
今日では海産物など含めて様々な具材で7種を巻くようです。具材それぞれに意味がありますから調べてみると面白いですよ。
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