夜空を見上げて美しいお月様を眺める「お月見」は、平安時代から始まったようです。十五夜(中秋の名月)は旧暦の8月15日ですが、現代は9月中旬から10月初旬の満月を言います。今年は9月17日です。
お月見にはススキとお団子をお供えします。ススキだけでなく秋の七草を飾るのも良いですね。ススキ、オミナエシ、ナデシコ、クズ、フジバカマ、キキョウ、ハギです。お団子は15個をピラミッドの様に積み上げて飾りましょう。ちなみに十三夜(10月15日)はお団子は13個です。また、お団子の替わりに「里芋」をお供えすることもありますが、収穫の感謝が込められています。
中国では「お月見」の中秋節に「月餅(げっぺい)」をお供えしたり贈答します。アメリカでも9月のお月様を「ハーベストムーン」と言い収穫の月とされています。
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